突然!介護生活

母親の脳梗塞により突然始まった介護生活の記録

2カ月で特養入所

 
8月3日(土)
 
母が特別養護老人ホームに入所しました。
 
6月上旬に介護保険認定の結果が届き、「要介護4」と判明してから約2カ月。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
思いの外、早く入所できました!
 
 
<目次>

 
  
 

特養早期入所のポイント

 

ユニット型はオススメ

 
特養は料金が安いことなどから人気で、一時は「数年待ち」とも言われていました。なので特養を探すことに決めた時は「入所までどれくらいかかるんだろう」と、少々心配していましたが、結局2カ月で入れました。

今は原則要介護3以上が対象となるなど、制度も変わり、入りやすくなっているとはネット上の情報で知っていましたが、本当に入りやすくなっているんだなぁと実感できました。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
新しい「ユニット型」は「従来型」より若干料金が高めですが、それでも有料老人ホームよりだいぶお安い。新しくてきれいで快適だし、何より入りやすい。オススメです。
 
 

介護度高めはやっぱり有利

 
母の場合は「要介護4」と高めに出たことも幸いしました。
 
入所したのは住所地の自治体ではなく、車で1時間ほどの別の自治体にあります。
 
特養入所では地元住民が優先されるようなので、住民でない母がこんなに早く入所できたのは、やはり要介護4がものを言ったと思われます。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
 

検索サイトの「空き」情報は有用

 
入所した特養は、介護施設検索サイト「LIFULL(ライフル)」で見つけました。
 
kaigo.homes.co.jp
 
このサイト、施設を探して検索した際いつも上位に表示されたので利用しましたが、使いやすかったです。もちろん他の施設検索サイトも機能的には大差ないと思われますので、お好みで選ぶのがいいかと思います。
 
LIFULLで立地や費用など条件を入れて検索し、「空室」の表示がある4施設に資料請求、3施設を見学しました。そのうち2施設から短期間で「空きが出ました」と打診の電話がありましたので、このサイトの情報は有用だったと思います。
 
8月3日に入所しましたが、決定は7月20日でした。資料請求したのが6月6日。実質1カ月半で入所が決まりました。
 
 

自治体の情報も重要

 
オープン前、あるいはオープン間もない施設は検索サイトでヒットしないことが多いようです。自治体の特養施設一覧を検索すると出てきます。
 
最終的には入所しませんでしたが、これで見つけたうち一つの施設からはすぐに入所の打診がありました。
 
新しい施設は、埋まっていないので入りやすいのは間違いありません。スタッフも集まっていないなど別の課題はありますが、これも入りやすいのでオススメです。
 
 

お引っ越し

 
8月3日(土) 
 
全国的に猛暑日となった暑い日。朝から30度越えの中、車で母を「お引っ越し」させました。
 
 

退院後すっかり元気に

 
まず、母が連泊している小規模多機能型居宅介護の施設へ。
 
母は肺炎で緊急入院したあと、退院後はここでリハビリし、すっかり入院前の状態に戻っていました。これなら普通車で移動しても大丈夫そうです。
 
ウチにいた時には、なかなか食事もしてくれなかったのですが、今では1日3食に加えておやつを完食する日もあるようです。
 
それなのに、以前よりほっそり。
 
しっかり管理されたバランスの良い食事のおかげで体型も整ってきたようです。
 
やっぱりプロにお任せするのが一番だなあ……と実感しました。
 
この小規模多機能の施設には、入退院時にもすごくお世話になったし、連泊させてもらったり、いろいろ柔軟に対応していただいて、本当に何から何までお世話になりました。感謝に絶えません。
 
 

退所は特に手続きなく

 
母を車に乗せ、スタッフから衣類などの荷物と残薬、協力医からの紹介状をもらいました。
 
退院後1カ月以上も連泊していましたが、退所するにあたって特に手続きなどもなく簡単にご挨拶しただけで出発。ゆっくりお礼を言う暇もありませんでした。
 
後日、旅行した時にでもお土産を持って改めてお礼に伺いたいと思っています。
 
 

想定外に早く到着

 
入所する特養へは一度見学で訪れていますが、その際は電車とバスで行ったので、車で訪れるのは初めてです。
 
ナビを使って初めての道を行きます。

しかし、運転している夫はナビの指示通りに行くのを良しとしない性格。ナビに文句を付けながら(知らないのに)違う道を行ったり、指示されたところで曲がれず行き過ぎたり。
 
助手席の私はスマホのグーグルマップを使ってナビ。つまりナビ2台体制です。
 
迷走しながらも1時間程度で到着しました。帰りはもっと速くて、たぶん40分くらい。予想外に近いことが判明しました。うれしい誤算です。
 
小規模多機能施設の退所に時間がかからず、車の移動も順調だったので、目的地の特養には予定より1時間も早く着いてしまいました。
 
特養のスタッフも驚いていましたが、すぐに対応してくれました。
 
 

医療面が充実

 
到着後はまず最初に医務室へ行き、母の身長と体重を計測。小規模多機能から預かった残薬と紹介状を看護師さんに渡しました。
 
施設内に医務室があって看護師が常駐している点が、今までいた施設とは大きく違います。
 
医師も嘱託医が週2回往診してくれます。今までのところは2週間に1回。やはり特養は医療面が充実していますね。
 
 

ベッドを配置替え

 
続いて母の部屋へ。
 
この施設は個室内にベッド、チェスト、エアコン、洗面台、トイレが備えられています。
 
ベッドはトイレの近くへ配置換えしてありました。
 
母が緑内障であまり目が見えないことに配慮してくれたのです。
 
これなら夜中にトイレに行きたくなっても、壁を伝ってすぐ行けます。細やかな配慮、嬉しいです。
 
 

入所手続きは3時間で終了

 
その後、契約をしたり、スタッフと細かい打ち合わせをしたりして、初日の手続きは3時間位で終了。
 
引っ越しは思ったよりあっけなく終わりました。
 
どのスタッフと話しても嫌なところは全くありません。安心してお任せできるところに入所できて本当にほっとしました。
 
まだ定期的に眼科への通院に立ち会わなければなりませんし、入院となれば家族が行かなければなりませんが、基本的には完全お任せ状態になります。
 
考えてみれば母が一人暮らししていた時も、眼科への通院には付き添っていたし、入院すれば当然駆けつけなければならなかったので、ほぼその頃の状態に戻った感じでしょうか。
 
介護生活が終わったわけではありませんが、一区切りついたと言えそうです。