1本の電話から
仕事中に、スマホにかかってきた1本の電話から、すべては始まりました。
「あー、出てくれて良かった! お母さんがたいへんなことになっているんですよ!」
電話の女性は、そう言いました。
会ったこともありませんが、母の暮らす団地の同じフロアの人でした。
一人暮らしの母を引き取って介護しなければならなくなる日が、いつか来るかもしれないとは、漠然と思っていました。
しかし、できれば来てほしくない日。
もしそうなったらその時に考えようと、直視せずにきました。
ついに、来てしまいました。
介護のことは時々ニュースや知人の話で耳にする程度の知識しかありません。
どうしていいのか、全くわからず。
とりあえず手探りで対応しています。
同じように、突然、親の介護に向かい合わざるを得なくなる人は、少なくないでしょう。
情報交換ができれば、あるいは、お役に立てればと思い、ブログを始めることにしました。
少しずつですが、悪戦苦闘の記録を残していきたいと考えています。