突然!介護生活

母親の脳梗塞により突然始まった介護生活の記録

薬局と契約

 
小規模多機能型居宅介護を利用した連泊ができることになり、新たなミッションが発生しました。
 
薬局との契約です。
 
うーむ、知らないことばかり次々にありますね。
 
 
 
小規模多機能での連泊を相談したとき。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
薬の管理は全部お任せすることになる、ということは理解していました。
 
施設の方が「薬局さんに入ってもらう」と言っていたとは思いますが、しかし、詳しい説明はなかったし、こちらも特に質問しなかったし、なんとなくお任せしちゃえばいいのかなーと思っていました。
 
 
 
初の連泊は2泊3日です。
 
その前日、母を内科と整形外科のクリニックに連れて行き、処方箋をもらってきました。
 
で、よく分からないので、そのまま施設へ。
 
 
 
「明日から連泊になるのですが、その場合、薬はこちらにお任せすることになると言われましたので、処方箋を持ってきました」
 
と伝えると、対応してくれたスタッフは怪訝そうに
 
「契約は済んでますか?」
 
契約? 
 
何の? 
 
連泊の契約? 
 
連泊の前提となるグループホーム入居申し込みのこと? 
 
よく分からないけど、きっとそこに組み込まれているに違いない。
 
と勝手に考え、「えーっと、多分大丈夫だと思います」と答えてそのまま処方箋を渡してきました。
 
 
 
しばらくして、携帯に知らない地元の薬局から着信が。
 
電話帳ナビで表示されるので便利ですね。
 
表示がなかったら放置したかもしれません(^^;)
 
 
電話に出ると、思った通り、施設の提携先の調剤薬局でした。
 
薬剤師さんからで「処方箋と同じ薬が残っているなら、いくつ残っているか教えてほしい」「処方箋以外の飲み薬についても、何がいくつ残っているか知りたい」という内容でした。
 
電話を受けたのが出先だったので、帰宅したら連絡すると言って電話を切りました。
 
 
しばらくすると、今度は施設から電話がありました。
 
「薬局さんに聞いたら、まだ契約していないとのことでした。薬局さんとの契約が必要なんです」
 
あら (^^;)
 
薬局と契約しなくちゃいけないのね。
 
この時点でようやく理解した私。
 
 
 
それなら、残ってる薬を全部持って薬局に行って、契約も済ませてしまおう!
 
そう思って、自宅へ戻った後、薬を持って薬局へ行きました。
 
 
 
薬局では、薬剤師さんが「わざわざ来ていただいてすみません」と、とても恐縮して、丁寧に対応してくれました。
 
飲み薬は残っていたものをすべて渡しました。
 
全部管理してもらえるそうです。
 
母は翌日から施設に2泊3日なので、2日目の朝と3日目の朝の薬を持たせる必要があります。
 
3日目の分以降は、ちょうど薬剤師さんが施設に入所者全員の薬をまとめて持って行くため、「2日目の分だけ1包にまとめますから、それを持たせてください」とのことでした。
 
 
 
連泊や入所になると、施設のスタッフが薬を管理するのはたいへんですね。
 
そこで薬局が管理して、飲む種類とタイミングを分かりやすいように分包にして定期的に届けているんだそうです。
 
施設のスタッフの負担を軽減し、介護の仕事に専念してもらうのが狙いの制度です。
 
 
 
ただし、対象は飲み薬だけ。
 
点眼薬は今まで通り、使うタイミングなどを分かるようにして持たせなければなりません。
 
 
 
そして懸案の契約については、「担当が営業の者になるので」と、薬剤師さんが連絡をとってくれて、担当者と電話で話し、後日手続きすることになりました。
 
 
 
約1週間後、改めて契約しました。
 
ただ……
 
この1週間で「要介護4」が判明し、さらに母は肺炎で入院してしまいました。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
meinereise.hatenablog.jp
 
「要介護4」と知って特養を探すことにしたので、連泊の前提となるグループホーム入所が怪しくなり、さらに入院で当面の連泊も休止状態。
 
 
それでも1週間程度は既に薬剤師さんのサービスを利用したし、今後も利用するかもしれないので、事情を説明した上で、契約の手続きは済ませました。
 
サービスの趣旨や契約内容の説明を受けて、書類に住所・氏名を書いたり捺印したり、保険証や介護保険証のコピーを提出したり。
 
トータルで30分程度でした。