突然!介護生活

母親の脳梗塞により突然始まった介護生活の記録

白内障手術前の検査

 
4月に白内障の手術を受けることになりました。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
それに先立ち3月24日と26日に「術前検査」を受けました。
併せて、手術について詳細な説明を受け、細かい方針も決定しました。
 
<目次>

 
 

2日かけて多くの検査

 
24日の検査では、いつもの視力検査や眼圧検査以外に4種類の機器で検査した後、涙の分泌量の検査と血液検査もしました。
 
涙の分泌量の検査は、ずいぶん以前にドライアイの検査で1回経験があります。
目に紙を貼り付けるので、けっこう目が痛いんですよね……。
麻酔の目薬をした後で検査しますが、それでも痛かった(泣)。

 
血液検査も加わったためか、この日の診療費は高くて、5000円近くもかかりました(3割負担)。
 
最近はあまり現金を持ち歩かないので、手持ちでは足りなくて、近くのコンビニでお金をおろして支払いました。
(^^;)
 
26日は視力検査、眼圧検査に加えて2種類の機器で検査、簡単な診察だけで、診療費も1000円くらいでした。
 
 

眼内レンズの選択は

 
検査以外にもいろいろ説明や確認がありました。
 
一番気になっていたのが眼内レンズの種類をどうするかということ。
 
詳細は前回書いたとおりです。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
保険が使える「単焦点眼内レンズ」にすることは決めていましたが、焦点を近くに合わせるか、遠くに合わせるか。
 
 

近視なら「近くに焦点」が多い

 
近視の人は近くに焦点を合わせたレンズを選ぶことが多いそうです。
理由は「今までと見え方が変わらない方がいいから」。
 
ずっと「近くは裸眼で、遠くはメガネをかけて見る」という生活をしているので、その習慣が変わらない方がいいということです。
 
 

コンタクトレンズに慣れている場合は

 
私は強度の近視のため長年、コンタクトレンズにお世話になってきました。
ただし近年は老眼で手元が見えなくなってきたので、職場や家の中では「近くが見えるメガネ」で過ごし、外出するときには「コンタクトレンズ+老眼鏡」と使い分けていました。
 
近くに焦点を合わせたレンズにすると、近くが見えるメガネをかけた状態になる。
遠くに焦点を合わせたレンズにすると、コンタクトレンズを入れた状態になる。
 
まったく同じではなさそうですが、ほぼそんな感じの認識でよさそうです。
 
つまり。
 
近くに合わせると日常的にはメガネがほぼ不要になりますが、外出するときにコンタクトレンズと老眼鏡が必要になります。
新聞を読むときも老眼鏡が必要かもしれません。
 
一方、遠くに合わせると常に老眼鏡が必要になりますが、外出時のコンタクトレンズが不要になります。
 
眼内レンズを入れたのにコンタクトレンズも必要になるのは嫌だな……。
コンタクトレンズを入れた見え方には慣れているので違和感も少ないだろうし。
老眼鏡だけで済む方がラクそう。
 
やっぱりコンタクトレンズのケアは面倒なんですよね。
花粉症の時期には目に入れるのもつらいです……。
 
ということで、遠くに焦点を合わせた単焦点レンズに決めました。
 
私は乱視も強いのですが、この眼内レンズで乱視は矯正できないそうです。
見づらければメガネで矯正するしかありません。
この点は若干気になりますが、手術後の状態次第と割り切ります。
 
 

費用

 
この結果、手術費用は片目4万円ちょっとの金額が示されました(3割負担)。
 
ただし実際の手術中に薬剤など追加で必要になる場合があり、そうなると費用も加算されるそうです。
 
 

術前にすべきこと

 
術前術後の流れについて、紙を渡されて詳細な説明を受けました。
 
まず「手術を決めた日」からはコンタクトレンズを装着不可でした!
特に言われてなかったので、外出時に装着しちゃってました。
今後は使わないようにします。
 
術前検査後に処方箋が出たので、点眼薬を2種類入手。
うち1種類を手術2日前から、1日3回、点眼します。
さらにもう1種類は、手術日にクリニックへ行く1時間前から10分おきに点眼しなければなりません。
これ、けっこう面倒だな……。
 
クリニックまで徒歩15分くらいなので、歩きながら点眼しなくちゃ。
術後の帰宅もちょっと不安です。
「自分で車を運転して来院しないように」とだけ書かれているので、過度に心配する必要はないのでしょうが……。
気をつけて歩かないと、ですね。
 
手術後に入浴などできなくなるので、入浴、洗髪、爪切りは済ませておくというのも重要ポイントです。
 
また、当日クリニックに行く前は洗顔し、顔にはクリームを塗ったりお化粧したりしないように、とのこと。
化粧水くらいはいいけれどクリームはダメだそうです。
 
 

術後にしてはいけないこと

 
術後は禁止事項が多いです。
 

  • 眼帯は翌日の診察まで外さない
  • 当日はシャワーもダメ
  • 翌日の診察後から1週間後の診察までは、首から下の入浴可、顔は蒸しタオルで拭く程度なら可、洗髪は目に水がかからないよう上を向いてすること(美容院に行く人も多いんですよ、と勧められました)
  • 3日後の診察までは飲酒ダメ
  • 仕事再開は3日後の診察の時点で医師と相談
  • 1週間後の診察までは保護メガネ(花粉症用のメガネでOK)を着用

 
というわけで、1週間後まではかなり不便です。
 
私は左目の手術をした後、1週間後に右目の手術をするので、丸2週間はおとなしくしていなくてはなりません。
 
 
以上、日帰り手術とはいえ、けっこう日常生活に影響が出ますね。
仕事がある場合は調整がたいへんそうです。
 
 
私の場合は見えづらさが進行していて、ブログを書くのも億劫になってきているので、早く治してしまいたい。
 
手術後も引き続きレポートする予定です!