突然!介護生活

母親の脳梗塞により突然始まった介護生活の記録

左眼の白内障手術をしました

 
4月7日(火)
左目の白内障の手術をしてきました。
 
手術2日後の今は状態も良く落ち着いていますが、当日は初めての手術だったこともあって、結構いっぱいいっぱいでした。
 
今回は手術終了までの当日の流れを記します。
手術の詳細も記しますので、生々しい表現が苦手な方はスルーしてください。
 
<目次>

 
 

車でクリニックへ

 
術前検査の際に指示された通り、2日前から無菌化のための目薬を1日3回点眼し、当日12時半からは瞳を開く目薬を10分おきに差しました。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
瞳を開く目薬は「12時半から10分おき」としか指示されてないので、いつやめていいのか分かりません。
 
自宅からクリニックへは徒歩15分。
10分おきだと、歩いている途中にも目薬を差さなくちゃ。
 
ちょっと面倒だな、と思っていたら、夫が仕事を休んで車を出してくれました。
\(^o^)/
 
これ、結果的には大変助かりました。
行きも助かりましたが、むしろ帰りの方が一人で歩くのは無理でした……。
 
 

手術前には準備がいろいろ

 
クリニックには指示通り13時20分ごろ到着しました。
 
私を含め8人が待合室で待機。
 
瞳を開く目薬はクリニックで準備が始まるまで差すようにと言われたため、13時半まで差しつづけました。
 
待合室ではスタッフが順番に手術の準備をしてくれます。
 

  • 瞳が開いていることを確認
  • 耳に水が入らないよう耳栓をする
  • 髪の毛を不織布のヘアキャップで包みテープできっちり止める
  • 目に麻酔の目薬をさす(時間を開けて計3回)
  • 血圧を測る
  • リラックスするための薬(錠剤)を飲む
  • 不織布の手術服を着る
  • 麻酔が効いたら目の周りに消毒液を塗る(触らないように!と指示)

 
私は8人中6番目。
準備ができてしばらくすると名前を呼ばれました。
荷物を預け、手術室の前へ移動します。
 
 

手術室へ

 
カーテンで仕切られた中にソファーがあり、座ってしばらく待ちます。
 
手術室からは話し声とかモーター音とか、前の患者さんが手術を受けている様子が聞こえてきます。
 
カーテンで区切られた隣に、私の次の患者さんが案内されてきました。
ほどなく、前の患者さんが手術を終えて、カーテンの前を歩いて出て行ったのが分かりました。
 
自分の番になり、手術室の中へ。
 
 

それなりに痛い

 
手術用の椅子の上に座るよう指示され、座ると椅子の背が倒されます。
 
歯科の治療の時のような感じ。
 
でも歯科と違って、執刀医は私の頭の真後ろ(真上?)から施術します。
 
左眼部分だけが開いたカバーが顔に被され、固定されて、手術スタート。
 
「1番まぶしいところを見て」と言われたのですが、自分でもどこを見ているかよく分からない状態。
何とか視線を合わせましたが、まぶしくて、もうこの時点で眼がちょっとツライ。
 
眼にはずっと液体がかけられ続けます。
 
注射の時のようなチクッとした痛みがあり、切開されたのが分かりました。
 
麻酔が効いているので激しい痛みはありませんが、水晶体を砕いたり取り出したり、レンズを入れたりしている時は、圧迫感や痛みがそれなりにあり、あー今やってるんだなぁと思いながら痛みをじっと我慢します。
 
 

全部聞こえる

 
眼を不用意に動かさないよう気を使うし、それなりに痛いし。
けっこうなストレスです。
それに加えて、手術スタッフの話し声や音も全部聞こえるので、ちょっとしたことで不安になります。
 
冒頭、何かを落とした音が響き、執刀医が「後で拾っておいて」と叱責。
さらにレンズの準備に何らかの不備があったらしく、執刀医が「時間のロスになる」とイライラ。
執刀医がネガティヴな口調で何かを言うたびに「手術は無事に終わるのだろうか」「簡単な手術でも失敗の可能性はゼロじゃないから……」と不安になりました。
 
手術中は長く感じましたが、終わってみれば10分程度だったと思います。
問題なく終了しました。
 
 

片目では見えず歩けず

 
手術服やヘアキャップを外して、待合室に戻ったのは15時すぎでした。
 
お会計を済ませて15:10にはいつでも帰れる状態。
早いです。
 
ウチに帰っていた夫に連絡し、車で迎えに来てもらいました。
 
この時、左眼はガーゼで塞がれ、右目は裸眼なので視力0.01程度。
片目しか見えないのに、その片目もほとんど見えない状態です。
 
看護師さんが左眼を覆う眼帯を付けてくれました。
 
「この上から眼鏡をかけて大丈夫ですか?」
 
と尋ねると
 
「あっ。眼鏡ないと見えませんか?」
「全然何も見えません」
「じゃあ、眼帯外しますね。その代わり、ガーゼは明日の診察まで絶対に外さないでください」
 
というわけで、ガーゼの上から眼鏡をすることになりました。
 
でも左眼を圧迫しないようにすると、眼鏡を普通に装着することはできません。
眼鏡を手で支えながら、何とか右眼が見えるよう調整する必要があります。
 
さらに、手術中に眼をずっと液体で流していたので、鼻からじわじわと水分が流れ出てきます……。
 
ハンカチで鼻を拭いながら、眼鏡を支えながら、夫からの到着連絡がスマホに来るのを待って、移動。
 
はぁーっ。
手術後のこと、全然考えてませんでした。
夫が送迎してくれて本当に良かった。
 
手術日と翌日の診察は、車での送迎が是非!
 
というのが今回最大の教訓でした。