突然!介護生活

母親の脳梗塞により突然始まった介護生活の記録

手術翌日は寝起きのまま診察

  
4月7日(火)に左眼の白内障手術をした後、翌8日(水)と、3日後の10日(金)に受診しました。
 
今回は手術後からこの診察までをまとめます。
 
<目次>

 
 

手術後の夜

 

鎮痛剤を飲む

 
手術の後、クリニックで処方箋をもらいました
 
目薬3種類と鎮痛剤です。
 
帰宅後、夫に頼んで薬局で薬に変えてもらいました。
 
手術後の痛みは「なんだか目がしみるなぁ」という程度。
我慢できないほどの痛みではなかったのですが、せっかく鎮痛剤をもらったので、1錠飲みました。
 
 

食べて寝るだけ

 
この日はもともと入浴禁止、シャワーも不可です。
 
でも手術後の疲労は予想外に大きく、お風呂どころか何もする気になりません。
 
夕食をとっただけですぐにベッドで横になり、眠ってしまいました。
それでもあまり熟睡できず眠りは浅かったと思います。
 
自宅に帰ったとはいえ、行動としては入院と変わらないなーと思いました。
 
ちなみにクリニックからは、手術した日の夜に限って利用できる電話番号が渡されていました。
強い痛みや高熱など、何かあった時には対応してくれます。
使わずに済んで良かったです。
 
 

翌朝は寝起きで直行

 
術後最初の診察は、翌日の午前9時。
 
この日も夫が仕事を休んで車を出してくれました。
起きたらそのまま車に乗ってクリニックへ。
 
顔も洗えないので着替えただけ。
入院病棟から診察へ行くくらいの感覚です。
 
手術後の帰宅と翌朝クリニックへ向かう際は、車で移動すると、本当に診察とベッドの往復となり、ほとんど入院気分ですね。
たぶんそのくらい安静にした方がいいのだと思います。
 
 

眼内レンズでよく見える!

 
クリニックに行くと、まず検査です。
 
左眼のガーゼを外すといきなりよく見えました。
 
感動!
 
コンタクトレンズを入れている時ほどではありませんが、それに近い感じで見えるようになっていました。
 
遠くに焦点を合わせたレンズなので、手元はほとんど見えませんがそれでも元の裸眼よりはマシです。
 
かすみが取り除かれたことより、視力が矯正されたのが嬉しい!
 
 

診察はあっさり

 
検査は眼圧を測るだけで終了。
その後の診察も、左眼をちょっと確認しただけで終了。
 
待ち時間を入れても30分もかからず、あっさり終わりました。
 
ガーゼが取れただけですが、いきなり晴れやかな気分。
左眼がよく見えるおかげで外を歩く際の不安もグッと小さくなりました。
 
 

保護メガネと目薬3種

 
この診察後から術後1週間は保護メガネをかけなければなりません。
花粉症用メガネでOKです。
私の場合は翌週に右眼も手術するので、合計2週間、寝る時もかけ続けます。
うっかり目をこすったり、水やホコリが入ったりするのを防ぐのに加え、光から目を守るためもあるようです。
 
さらに3種類の目薬点眼がスタート。
感染症や炎症を防ぐためのもので、2種類は1日4回(朝昼晩と就寝前)、1種類は2回(朝晩)点眼します。
 
目薬は何種類も差す場合、間隔を5分以上開けなくてはなりません。
これがなかなか面倒です。
ひとつ差したら5分、また差して5分、また差してやっと終了。
 
母親の介護の時もそうでした。
目薬、地味に手がかかりますよね。
 
 

洗髪と洗顔に注意

 
首から下の入浴は、この受診後からOKです。
 
でも洗顔は不可。
蒸しタオルで顔を拭く程度ならOKです。
 
洗髪は眼に水が入らないように、上を向いてするよう言われました。
でも自分では事実上無理ですよね……。
上を向いて洗髪したって絶対眼に水かかると思う。
 
 

ドライシャンプーが便利

 
出かけるなら美容院でシャンプーしてもらう手もあると思いますが、ウチにいるだけなので美容院代がもったいない。
 
ということで、ドライシャンプーを購入しました。
 
私が購入したのは「ハビナース お湯のいらない泡シャンプー」という介護用の商品です。
ついでに身体を拭くための大判ウェットティッシュ「ハビナース からださわやか 清拭タオル」も購入しました。
 
湯船には1度つかってみましたが、長湯したため軽い頭痛が起きました。
ウチで安静にしているだけなら、このウェットティッシュで拭くだけで十分です。
顔もこれで拭けばいいし。
ドライシャンプーも、初めて使いましたが、けっこうサッパリします。
 
これで2週間乗り切ろう!
 
 

手術3日後、本格的に診察

 
3日後診察は、10日(金)午前10時から。
徒歩でクリニックまで問題なく行けました。
 
この日は手術翌日とは異なり、眼圧検査だけでなく、視力検査や眼底の写真撮影もありました。
 
診察は短時間でしたが、眼の中をいろいろ確認されました。
「レンズの入り方はいい感じですね」と言われ、特に問題なく終了。
 
次回は右眼の手術です。
 
 

必要な眼鏡は

 
現在は左眼の視力が1.2くらい、右眼は0.01くらい。
バランス的にはひどい状態です。
 
でも外出の際は左眼がよく見えるので、眼鏡がなくても歩けます。
(保護メガネは使っていますが)
 
逆に近くの物はどっちの眼でも見えないので、パソコンやスマホを見たりするときには今まで使っていた眼鏡をかけています。
左眼は度が全く合いませんが、右眼で文字などが読めます。
 
右眼の手術後には両眼とも遠くが見えるようになるんですね!
起きた瞬間から周囲がはっきり見えるというのは、今までなかった体験。
かなり楽しみです。
 
 

乱視は矯正されない

 
眼内レンズは乱視が矯正されないので、遠くが見えるとはいえ文字など見づらいのは確かです。
 
視力検査でも、「C」が小さくなると二重の輪に見えてしまいました。
 
まあ、でも、遠くがそこまでクッキリ見える必要があるのかどうか。
しばらく生活してみないと何ともいえません。
 
 

老眼鏡が必須

 
手術した眼は近くが見えなくなるので、右眼の手術をした後はちゃんとした老眼鏡を早急に作らなくては!
 
……と思うのですが、実際は右眼の手術後、状態が落ち着いてからでないと眼鏡は作れません。
 
今まで使っていた老眼鏡は、4〜5年前にコンビニで購入した数百円のもの。
既に老眼が進んで合わなくなりつつあったのですが、手術後の左眼には全く合いませんでした。
 
どうしよう……と思ったところに強力な助っ人が!
 
「ハズキルーペ」です。
 
夫が時々使っているのですが、これをかけてみたら、けっこう見えました。
ルーペですからね。素晴らしい!
 
しばらくは、ハズキルーペのお世話になりそうです。