小規模多機能で連泊
母親の入所する施設を探しています。
第一希望は、現在介護サービスを受けている小規模多機能型居宅介護に併設しているグループホーム。
meinereise.hatenablog.jp
第二希望は、料金がお安いのにしっかりしている、やや遠いところにある有料老人ホーム。
meinereise.hatenablog.jp
しかし、いずれも現在満室。
空き待ちの間は介護サービスでしのぐつもりでしたが、母の介護生活が始まって2カ月、私たち夫婦そろって、そろそろ心身ともに限界。
それぞれ職場にかなり迷惑をかけているし、ウチも急遽母を受け入れたので体制が整わないままで、生活のひずみに耐えられなくなってきています。
そこで第三希望。
とにかく一刻も早く母を入所させてしまいたい。
第一希望や第二希望に空きが出たら、その時に移ればいい。
ウチからそれなりに近くて、現在空きがあり、料金もまあまあ安い有料老人ホームが見つかったので、見学することにしました。
見に行った時に空きがあって、印象が悪くなければ、即決してしまおうかな。
そう考えて、見学の予約の電話をしました。
電話番号は施設固有ではなく、運営元に一元化されています。
見学希望の施設名と日時を伝えると、施設と調整して折り返し電話すると言われました。
しかし。
その日のうちに電話がくるような口調だったのに、かかってきません。
翌日も、その翌日も……。
今この記事を書いている時点で、まだかかってきていません。
希望日はあす、26日(日)でした。
なんだか、いい加減なところだなー。
だから空きがあるのかも?
一方で、介護サービスを利用している施設に「すぐにでも入所させたいので、空いている施設に一旦入所させようかと考えている」と伝え、グループホームに空きが出る見通しなどを尋ねてみました。
すると意外にも「グループホームの入所を待っているという前提なら、小規模多機能で連泊が可能ですよ」との返答。
え!
そんなことが可能?
入所並みに泊まりっぱなしというわけにはいかないものの、ある程度の連泊は可能なのだそうです。
それなら、この施設には母もすでに馴染んでいるし、私たちの負担もずいぶん軽減されるし、違う施設に入るよりずっといい!
ただ、小規模多機能の施設長さんからは、うちの母について、比較的元気なのでグループホームでは物足りないのでは?とも言われました。
いろいろな人から言われる「グループホームは活気がないから、症状が軽い人には物足りない」問題。
うーん。
私は見学した時に全然問題ないと思ったのですが、施設長さんにそう言われると、そういうものなのかなあと迷ってしまいます。
そこで、夫にもグループホームを見学してもらうことにしました。
本日、5月25日(土)、夫と二人でグループホームを見学し、さらに小規模多機能で今後の連泊について相談してきました。
まずはグループホームの見学から。
「活気」の問題についてはグループホームの施設長さんにも相談しましたが、特に問題なさそうです。
2フロアあるうちの一方は女性ばかりなので、おしゃべりが止まらないこともあるそうで、やはり母にはちょうどいいと感じました。
そして新たな重大情報をゲット。
「こちらは入所したとしても、いつか出なくてはいけないんですよね。看取りとか、無理ですよね」
と夫が踏み込んだ質問をすると
「いえ、看取りもやっています」
えー!
そうなのー!?
グループホームは医療連携の部分が弱いので、対応できないような医療的ケアが必要になると、出なくてはいけなくなりますが、そうでない場合、例えばいわゆる老衰などで特別な医療的ケアを必要としないまま亡くなっていく場合なら、この施設でも看取りの実績があるそうです。
なーんだ。
勘違いしていました。
それなら基本的にこの施設でOKです!
しかも小規模多機能で連泊できるなら、空きが出るまで待てると思います。
続いて小規模多機能のフロアに移り、ケアマネさんと今後について相談しました。
さすがにずーっと預けっぱなしというわけには行きませんが、1〜2週間に1回程度帰宅するようなペースなら大丈夫とのこと。
しかも帰宅の曜日などは、都合に応じて柔軟に対応してもらえるそうです。
2週間に1回程度の帰宅にしてもらえれば、私たちも仕事に影響しない形で対応できます。
十分、仕事との両立が可能。
光明が見えました!
半入所状態になるので、母の薬の管理は全部お任せするとか、今までと少々勝手が変わってくるところもありますが、特に問題ありません。
来週から連泊です。