突然!介護生活

母親の脳梗塞により突然始まった介護生活の記録

いい施設、どう探す?

 
3月31日、日曜日。
 
この日は年度末のため、母の住所があった自治体では、一部の出張所で転出や転入などの手続きを受け付けていました。
 
ネットでその情報を見つけたため、これ幸いと転出手続きをしてしまいました。
 
もし、この日に手続きできなかったら、あるいは転居させずに、元々住んでいた自治体で介護認定の手続きをしていたかもしれません。
 
このグッドタイミングは、住民票移動に迷っていた私の背中を押してくれました。
 
 

この転出手続きをした出張所の周辺では、桜が満開でした。
 
ブログタイトルの背景やアイキャッチ画像に使用している写真は、この時に撮影したものです。
 
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いつか介護と無縁な生活に戻ることがあっても、満開の桜を見ると、介護生活を思い出すんだろうなあ。
 
 
 
さて、さっさと転出手続きは済ませたのですが、一方で、転入手続きをするタイミングはうまくつかめず、4月11日木曜日、会社を早退してようやくウチの地元の役所に行くことができました。
 
同時に介護認定の手続きもできました。
 
介護認定のためには、担当者が家に来て実際に母と面談する調査を受ける必要があります。
 
その面談日は5月15日に決まりました。
 
まだ1カ月以上あります。
 
それまで、どうすればいいのでしょうか。
 
 
 
困って、同僚に話をききました。
 
この同僚は遠方に住むご両親を介護しています。
 
いろいろ教えてもらいましたが、特に強調されたのが
 
「ケアマネと施設は自分で選べるので、早く探した方がいい。選ぶ際には、自分で実際に見たり会ったりするのが重要」
 
ということ。
 
でも、どう探すのがいいのでしょう。
 
 
その同僚の場合、最初に見つけた施設は見るからに劣悪だったそうです。
 
遠方なので、休みを利用した施設探しに時間的余裕はなく、一旦は入所させたものの、そこから別の施設探しを始め、今は満足のいく施設に移すことができたとのこと。
 
いい施設を見つけるターニングポイントとなったのが、その地域の元看護師さんと知り合ったことだった……という話です。
 
 
 
でも、私は自分の住む地域周辺の施設やケアマネ事情に詳しい人の心当たりはなく、せいぜいネットで施設を検索するくらいしか思いつきません。
 
すると同僚は、知り合いの保健師さんを紹介してくれました。
 
保健師さんのネットワークで、私の家周辺の地域に詳しい人を紹介してもらえればと思ってメールしてみました。
 
 
すると、すぐにお返事をくださいました。
 
意外にも施設探しのアドバイスをしてくれるようです。
 

  • 母の性格や希望
  • 認知度、介護度あるいは生活能力
  • 私の希望や費用

 
を問われました。
 
 
結果的には具体的な提案をいただくことはできなかったのですが、この時の質問は、その後の施設探しの中でも必ず聞かれることなので、自分の中で整理することができてよかったです。
 
 
 
この保健師さんからは老健施設や特養をすすめられ、「その場合は地域によって利用できるところが決まるので、ケアマネさんが情報を持っている」と教えてくれました。
 
まずは、地域包括支援センターに行ってみることにしました。