突然!介護生活

母親の脳梗塞により突然始まった介護生活の記録

手術後1週間でほぼ平常に

 
白内障のため4月7日に左眼、14日に右眼を手術しました。
 
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21日は「右眼手術1週間」&「左眼手術2週間」の診察日でした。
 
翌日からは保護メガネもしなくていいし、洗顔・洗髪もできるようになります。
 
でも他にけっこう疑問点があったので、医師にいろいろ質問してきました!
 
<目次>

 
 

洗顔・洗髪OK

 
診察後、問題なければ洗顔や洗髪がOKになるのは分かっていました。
念のため医師に「普通に洗顔洗髪しちゃって大丈夫なんですか?」と確認したところ、目に直接水をかけたりしなければ、洗顔料やシャンプーを使って構わないそうです。
 
ついでに「アイボン」などの洗眼液を使っても大丈夫かと尋ねてみました。
私は花粉症なので、目がかゆくてツライ時期には洗眼液を使っていました。
最近は外出が少なかった上に、花粉の飛散も落ち着いてきたようで、現時点ではあまり必要性を感じていないのですが、使いたくなったときのために質問してみたのですが……。
 
医師からは「避けた方が良い」と言われました。
 
「手術後1週間で傷口が完全に塞がれる」とされているため、その後は普通に生活して大丈夫ということになってはいるけれど、できればまだ慎重にした方がいいそうです。
 
目薬を差している間は、目薬で目が洗われるので、使う必要もないだろうと言われました。
 
 

目薬は今後どうなる?

 
白内障手術の後、目薬は3種類処方されました。
2種類を1日に4回、1種類を1日2回、点眼しています。

1日4回点眼している目薬2種はそろそろなくなりそうだと伝えたところ、医師から「その目薬がなくなったら、別の目薬を差してもらいます」と言われました。
 
新しい目薬は1種類ですが、やはり1日4回点眼します。
 
また、1日2回の目薬は、今後もしばらく差し続けなければならないそうです。
まだ半分ぐらい残っているのに「あと2本出しておきますね」と言われました。
 
まだまだ先は長い……。
 
ただ、この日出してもらった目薬を全部使い終われば完了だそうです。
頑張ります!
 
 

整体やマッサージは大丈夫?

 
見づらい生活が2週間続いたためか、いつも以上に肩や首、背中のコリがツライ……。
 
整体に行きたいのですが、うつ伏せになって目を圧迫したり、目の周りを強く押されたりすることもあるので、大丈夫なのかなと気になっていました。
 
医師に尋ねると、やはり、目の周辺を圧迫するのは避けた方が良いとのこと。
1カ月はあけた方が良いそうです。
 
新型コロナの影響もあるし、しばらくは自分でケアして我慢、ですね……。
 
 

老眼鏡は作っていいの?

 
白内障の手術では、濁った水晶体を摘出し、代わりにレンズを挿入しました。
 
私は「遠くに焦点を合わせるタイプ」の眼内レンズを選択したので、遠くは非常によく見えるようになりました。
現在、左右ともコンタクトレンズを入れていた時とほぼ変わらない感じです。
 
そのかわり、近くはぼやけてしまいます。
これもコンタクトレンズと同じ。
 
つまり、老眼鏡が必要なんです。
加えて中くらいの距離もあまりクリアじゃないので「中近両用メガネ」かなあ……と漠然と思っていました。

というわけで、医師に「近くが見えないのでメガネを作りたいのですが、いつ頃作ればいいでしょうか」と尋ねてみました。
 
視力はまだ不安定なので、1カ月くらい待った方が良い、とのことです。
 
そして「現時点で不便なら、市販の出来合いの老眼鏡を使えばいい」とアドバイスされました。
1000〜2000円で購入できるし、そのまま使い続ける人も少なくないそうです。
 
ヘぇー、そうなんだ!
 
医師から出来合いの老眼鏡を勧められるとは、正直思っていませんでした。
それでいいのね。
 
 

老眼鏡の度数はどう選ぶ?

 
クリニックの帰りにさっそくメガネ屋さんに立ち寄り、老眼鏡を買いました。
 
度数はどうしようかと悩んでいたら、店員さんからアドバイス。
 
まず「2.0」を掛けて見え方を確認。
次にその前後(1.5や2.5)を試して比較しするのがいいそうです。
 
アドバイス通りにいろいろ掛けて、スマホの文字を見てみた結果、2.0をチョイスしました。
 
フレームのデザインによって3種類あり、価格は2000円、1500円、980円。
 
2000円のはレンズが大きく、980円のはフレームが細いので、結局私は間をとって1500円のものにしました。
 
今その老眼鏡を掛けてブログを書いていますが、やっぱり今まで使っていたハズキルーペより見やすいです!
(当たり前か)
 
これでようやく普通の生活に戻れます。
\(^o^)/ 
 
 

右眼の白内障手術とその後

 
4月14日(火)
 
先週の左眼に続き、右眼も白内障の手術をしました。
 
基本的には左眼と同様でしたが、反応や感じ方には思いのほか違いがありました。
 
3日後の診察までをまとめます。
 
<目次>

 

手術当日

 
手術の手順は左眼の時と同じです。
 
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前回同様、13:20を目指してクリニックまで車で送ってもらいました。
 
手術前の準備も同じ。
 
順番が今回は4人目だったので、左眼の時より早く進みました。
 
 

麻酔がよく効いた

 
手術では、切開時のチクッとした痛みをほとんど感じませんでした。
私は左眼より右眼の方が麻酔が効きやすいのでしょうか?
 
それでも光を当てられながら視線を固定するのがツラいのは変わらず。
水晶体を取り出したりレンズを入れたりする時の圧迫感と痛みも前回と同じ。
 
執刀医が前回より穏やかな人で(笑)その点では不安が少なくて済みました。
 
 

光で目が痛い

 
手術後は、ガーゼをした右眼の上から眼帯をしてもらって終了。
 
外に出たらまぶしさで目が痛い!
 
眼帯しているので、左眼はメガネなし。
 
左眼から入る光のせいで右眼が痛むのです。
 
先週はずっと眼鏡をかけていたから、光から保護されていたんですね。
 
しみるような痛みも左眼の時より強いような気がする。
 
帰宅後はすぐに痛み止めを飲み、軽く食事をした後は眠りました。
 
 

翌日は目がかすむ

 
翌朝も、先週同様、起きてほぼそのまま車でクリニックへ。
 
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この日は右眼の診察に加え、左眼の手術1週間後の診察も行いました。
 
右眼の痛みは前日に比べて落ち着いていましたが、それでも先週より若干痛いような……。
なぜだろう?と不安になります。
心配するようなことじゃないんだろうけど。
 
検査のため、右眼のガーゼを外すと……。
 
あれ?
 
視界が白っぽい!
 
先週の左眼の時は突然よく見えて感動したのに。
右眼はお風呂場で眼鏡が曇った時のようにかすんでいます。
 
まさか手術失敗!?
 
また不安。
 
診察の時、医師に「右眼の視界がかすんでいるのですが」と訴えてみましたが、「それは大丈夫でしょう」とあっさり言われました。
 
不安ではありますが、時間がたてば見えるようになるのかも、と思い直して帰宅しました。
 
診察後からは保護メガネをかけて過ごしましたが、やはりまだ、まぶしい時には軽く痛みを感じました。
 
 

3日目には落ち着く

 
4月17日(金)に手術後3日目の診察。
 
気になっていた目のかすみや痛みは、この時点でほぼ解消していました。
 
右の視力も、左ほどには見えないことが気になっていましたが、徐々に差が縮まっています。
 
左の時は突然見えるようになったため感動が大きかったのでしょう。
実際は手術から日を追うごとに見えやすくなっているんですね。
 
右も、落ち着けば左と同様に見えるようになるのだと理解し、安心しました。
 
実際、クリニックの検査でも右眼の視力は十分に出ていました。
 
 

目薬が面倒だけど

 
手術翌日から、3種類の目薬を1日4回(うち1種類は1日2回)、両目に差しています。
 
さらに元々、緑内障の目薬を1日1回差しています。
 
もう面倒!
忘れそうになったり、時々間違えたり。
 
医師からは「目薬、なくなりそうになったら出しますから、言ってくださいね」と言われました。
いつまで差し続けるんだろう……。
 
さらに慣れが出ているのか、保護メガネをかけ忘れることもしばしば。
睡眠中もいつの間にか保護メガネを外してたりするし。
大丈夫か、私。
 
まあ、でも、手術1週間後の診察が終われば、保護メガネは不要になり、入浴や洗髪も普通にできるようになります。
 
視力が落ち着いて老眼メガネを作れば、PC作業も楽になるでしょう。
 
あと少しの我慢です!
 
何よりも、眼鏡なしで(手元以外は)よく見えるのがうれしいので、もうしばらく我慢します。
 
 
 

手術翌日は寝起きのまま診察

  
4月7日(火)に左眼の白内障手術をした後、翌8日(水)と、3日後の10日(金)に受診しました。
 
今回は手術後からこの診察までをまとめます。
 
<目次>

 
 

手術後の夜

 

鎮痛剤を飲む

 
手術の後、クリニックで処方箋をもらいました
 
目薬3種類と鎮痛剤です。
 
帰宅後、夫に頼んで薬局で薬に変えてもらいました。
 
手術後の痛みは「なんだか目がしみるなぁ」という程度。
我慢できないほどの痛みではなかったのですが、せっかく鎮痛剤をもらったので、1錠飲みました。
 
 

食べて寝るだけ

 
この日はもともと入浴禁止、シャワーも不可です。
 
でも手術後の疲労は予想外に大きく、お風呂どころか何もする気になりません。
 
夕食をとっただけですぐにベッドで横になり、眠ってしまいました。
それでもあまり熟睡できず眠りは浅かったと思います。
 
自宅に帰ったとはいえ、行動としては入院と変わらないなーと思いました。
 
ちなみにクリニックからは、手術した日の夜に限って利用できる電話番号が渡されていました。
強い痛みや高熱など、何かあった時には対応してくれます。
使わずに済んで良かったです。
 
 

翌朝は寝起きで直行

 
術後最初の診察は、翌日の午前9時。
 
この日も夫が仕事を休んで車を出してくれました。
起きたらそのまま車に乗ってクリニックへ。
 
顔も洗えないので着替えただけ。
入院病棟から診察へ行くくらいの感覚です。
 
手術後の帰宅と翌朝クリニックへ向かう際は、車で移動すると、本当に診察とベッドの往復となり、ほとんど入院気分ですね。
たぶんそのくらい安静にした方がいいのだと思います。
 
 

眼内レンズでよく見える!

 
クリニックに行くと、まず検査です。
 
左眼のガーゼを外すといきなりよく見えました。
 
感動!
 
コンタクトレンズを入れている時ほどではありませんが、それに近い感じで見えるようになっていました。
 
遠くに焦点を合わせたレンズなので、手元はほとんど見えませんがそれでも元の裸眼よりはマシです。
 
かすみが取り除かれたことより、視力が矯正されたのが嬉しい!
 
 

診察はあっさり

 
検査は眼圧を測るだけで終了。
その後の診察も、左眼をちょっと確認しただけで終了。
 
待ち時間を入れても30分もかからず、あっさり終わりました。
 
ガーゼが取れただけですが、いきなり晴れやかな気分。
左眼がよく見えるおかげで外を歩く際の不安もグッと小さくなりました。
 
 

保護メガネと目薬3種

 
この診察後から術後1週間は保護メガネをかけなければなりません。
花粉症用メガネでOKです。
私の場合は翌週に右眼も手術するので、合計2週間、寝る時もかけ続けます。
うっかり目をこすったり、水やホコリが入ったりするのを防ぐのに加え、光から目を守るためもあるようです。
 
さらに3種類の目薬点眼がスタート。
感染症や炎症を防ぐためのもので、2種類は1日4回(朝昼晩と就寝前)、1種類は2回(朝晩)点眼します。
 
目薬は何種類も差す場合、間隔を5分以上開けなくてはなりません。
これがなかなか面倒です。
ひとつ差したら5分、また差して5分、また差してやっと終了。
 
母親の介護の時もそうでした。
目薬、地味に手がかかりますよね。
 
 

洗髪と洗顔に注意

 
首から下の入浴は、この受診後からOKです。
 
でも洗顔は不可。
蒸しタオルで顔を拭く程度ならOKです。
 
洗髪は眼に水が入らないように、上を向いてするよう言われました。
でも自分では事実上無理ですよね……。
上を向いて洗髪したって絶対眼に水かかると思う。
 
 

ドライシャンプーが便利

 
出かけるなら美容院でシャンプーしてもらう手もあると思いますが、ウチにいるだけなので美容院代がもったいない。
 
ということで、ドライシャンプーを購入しました。
 
私が購入したのは「ハビナース お湯のいらない泡シャンプー」という介護用の商品です。
ついでに身体を拭くための大判ウェットティッシュ「ハビナース からださわやか 清拭タオル」も購入しました。
 
湯船には1度つかってみましたが、長湯したため軽い頭痛が起きました。
ウチで安静にしているだけなら、このウェットティッシュで拭くだけで十分です。
顔もこれで拭けばいいし。
ドライシャンプーも、初めて使いましたが、けっこうサッパリします。
 
これで2週間乗り切ろう!
 
 

手術3日後、本格的に診察

 
3日後診察は、10日(金)午前10時から。
徒歩でクリニックまで問題なく行けました。
 
この日は手術翌日とは異なり、眼圧検査だけでなく、視力検査や眼底の写真撮影もありました。
 
診察は短時間でしたが、眼の中をいろいろ確認されました。
「レンズの入り方はいい感じですね」と言われ、特に問題なく終了。
 
次回は右眼の手術です。
 
 

必要な眼鏡は

 
現在は左眼の視力が1.2くらい、右眼は0.01くらい。
バランス的にはひどい状態です。
 
でも外出の際は左眼がよく見えるので、眼鏡がなくても歩けます。
(保護メガネは使っていますが)
 
逆に近くの物はどっちの眼でも見えないので、パソコンやスマホを見たりするときには今まで使っていた眼鏡をかけています。
左眼は度が全く合いませんが、右眼で文字などが読めます。
 
右眼の手術後には両眼とも遠くが見えるようになるんですね!
起きた瞬間から周囲がはっきり見えるというのは、今までなかった体験。
かなり楽しみです。
 
 

乱視は矯正されない

 
眼内レンズは乱視が矯正されないので、遠くが見えるとはいえ文字など見づらいのは確かです。
 
視力検査でも、「C」が小さくなると二重の輪に見えてしまいました。
 
まあ、でも、遠くがそこまでクッキリ見える必要があるのかどうか。
しばらく生活してみないと何ともいえません。
 
 

老眼鏡が必須

 
手術した眼は近くが見えなくなるので、右眼の手術をした後はちゃんとした老眼鏡を早急に作らなくては!
 
……と思うのですが、実際は右眼の手術後、状態が落ち着いてからでないと眼鏡は作れません。
 
今まで使っていた老眼鏡は、4〜5年前にコンビニで購入した数百円のもの。
既に老眼が進んで合わなくなりつつあったのですが、手術後の左眼には全く合いませんでした。
 
どうしよう……と思ったところに強力な助っ人が!
 
「ハズキルーペ」です。
 
夫が時々使っているのですが、これをかけてみたら、けっこう見えました。
ルーペですからね。素晴らしい!
 
しばらくは、ハズキルーペのお世話になりそうです。
 
 
 

左眼の白内障手術をしました

 
4月7日(火)
左目の白内障の手術をしてきました。
 
手術2日後の今は状態も良く落ち着いていますが、当日は初めての手術だったこともあって、結構いっぱいいっぱいでした。
 
今回は手術終了までの当日の流れを記します。
手術の詳細も記しますので、生々しい表現が苦手な方はスルーしてください。
 
<目次>

 
 

車でクリニックへ

 
術前検査の際に指示された通り、2日前から無菌化のための目薬を1日3回点眼し、当日12時半からは瞳を開く目薬を10分おきに差しました。
 
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瞳を開く目薬は「12時半から10分おき」としか指示されてないので、いつやめていいのか分かりません。
 
自宅からクリニックへは徒歩15分。
10分おきだと、歩いている途中にも目薬を差さなくちゃ。
 
ちょっと面倒だな、と思っていたら、夫が仕事を休んで車を出してくれました。
\(^o^)/
 
これ、結果的には大変助かりました。
行きも助かりましたが、むしろ帰りの方が一人で歩くのは無理でした……。
 
 

手術前には準備がいろいろ

 
クリニックには指示通り13時20分ごろ到着しました。
 
私を含め8人が待合室で待機。
 
瞳を開く目薬はクリニックで準備が始まるまで差すようにと言われたため、13時半まで差しつづけました。
 
待合室ではスタッフが順番に手術の準備をしてくれます。
 

  • 瞳が開いていることを確認
  • 耳に水が入らないよう耳栓をする
  • 髪の毛を不織布のヘアキャップで包みテープできっちり止める
  • 目に麻酔の目薬をさす(時間を開けて計3回)
  • 血圧を測る
  • リラックスするための薬(錠剤)を飲む
  • 不織布の手術服を着る
  • 麻酔が効いたら目の周りに消毒液を塗る(触らないように!と指示)

 
私は8人中6番目。
準備ができてしばらくすると名前を呼ばれました。
荷物を預け、手術室の前へ移動します。
 
 

手術室へ

 
カーテンで仕切られた中にソファーがあり、座ってしばらく待ちます。
 
手術室からは話し声とかモーター音とか、前の患者さんが手術を受けている様子が聞こえてきます。
 
カーテンで区切られた隣に、私の次の患者さんが案内されてきました。
ほどなく、前の患者さんが手術を終えて、カーテンの前を歩いて出て行ったのが分かりました。
 
自分の番になり、手術室の中へ。
 
 

それなりに痛い

 
手術用の椅子の上に座るよう指示され、座ると椅子の背が倒されます。
 
歯科の治療の時のような感じ。
 
でも歯科と違って、執刀医は私の頭の真後ろ(真上?)から施術します。
 
左眼部分だけが開いたカバーが顔に被され、固定されて、手術スタート。
 
「1番まぶしいところを見て」と言われたのですが、自分でもどこを見ているかよく分からない状態。
何とか視線を合わせましたが、まぶしくて、もうこの時点で眼がちょっとツライ。
 
眼にはずっと液体がかけられ続けます。
 
注射の時のようなチクッとした痛みがあり、切開されたのが分かりました。
 
麻酔が効いているので激しい痛みはありませんが、水晶体を砕いたり取り出したり、レンズを入れたりしている時は、圧迫感や痛みがそれなりにあり、あー今やってるんだなぁと思いながら痛みをじっと我慢します。
 
 

全部聞こえる

 
眼を不用意に動かさないよう気を使うし、それなりに痛いし。
けっこうなストレスです。
それに加えて、手術スタッフの話し声や音も全部聞こえるので、ちょっとしたことで不安になります。
 
冒頭、何かを落とした音が響き、執刀医が「後で拾っておいて」と叱責。
さらにレンズの準備に何らかの不備があったらしく、執刀医が「時間のロスになる」とイライラ。
執刀医がネガティヴな口調で何かを言うたびに「手術は無事に終わるのだろうか」「簡単な手術でも失敗の可能性はゼロじゃないから……」と不安になりました。
 
手術中は長く感じましたが、終わってみれば10分程度だったと思います。
問題なく終了しました。
 
 

片目では見えず歩けず

 
手術服やヘアキャップを外して、待合室に戻ったのは15時すぎでした。
 
お会計を済ませて15:10にはいつでも帰れる状態。
早いです。
 
ウチに帰っていた夫に連絡し、車で迎えに来てもらいました。
 
この時、左眼はガーゼで塞がれ、右目は裸眼なので視力0.01程度。
片目しか見えないのに、その片目もほとんど見えない状態です。
 
看護師さんが左眼を覆う眼帯を付けてくれました。
 
「この上から眼鏡をかけて大丈夫ですか?」
 
と尋ねると
 
「あっ。眼鏡ないと見えませんか?」
「全然何も見えません」
「じゃあ、眼帯外しますね。その代わり、ガーゼは明日の診察まで絶対に外さないでください」
 
というわけで、ガーゼの上から眼鏡をすることになりました。
 
でも左眼を圧迫しないようにすると、眼鏡を普通に装着することはできません。
眼鏡を手で支えながら、何とか右眼が見えるよう調整する必要があります。
 
さらに、手術中に眼をずっと液体で流していたので、鼻からじわじわと水分が流れ出てきます……。
 
ハンカチで鼻を拭いながら、眼鏡を支えながら、夫からの到着連絡がスマホに来るのを待って、移動。
 
はぁーっ。
手術後のこと、全然考えてませんでした。
夫が送迎してくれて本当に良かった。
 
手術日と翌日の診察は、車での送迎が是非!
 
というのが今回最大の教訓でした。
 
 
 

白内障手術前の検査

 
4月に白内障の手術を受けることになりました。
 
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それに先立ち3月24日と26日に「術前検査」を受けました。
併せて、手術について詳細な説明を受け、細かい方針も決定しました。
 
<目次>

 
 

2日かけて多くの検査

 
24日の検査では、いつもの視力検査や眼圧検査以外に4種類の機器で検査した後、涙の分泌量の検査と血液検査もしました。
 
涙の分泌量の検査は、ずいぶん以前にドライアイの検査で1回経験があります。
目に紙を貼り付けるので、けっこう目が痛いんですよね……。
麻酔の目薬をした後で検査しますが、それでも痛かった(泣)。

 
血液検査も加わったためか、この日の診療費は高くて、5000円近くもかかりました(3割負担)。
 
最近はあまり現金を持ち歩かないので、手持ちでは足りなくて、近くのコンビニでお金をおろして支払いました。
(^^;)
 
26日は視力検査、眼圧検査に加えて2種類の機器で検査、簡単な診察だけで、診療費も1000円くらいでした。
 
 

眼内レンズの選択は

 
検査以外にもいろいろ説明や確認がありました。
 
一番気になっていたのが眼内レンズの種類をどうするかということ。
 
詳細は前回書いたとおりです。
 
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保険が使える「単焦点眼内レンズ」にすることは決めていましたが、焦点を近くに合わせるか、遠くに合わせるか。
 
 

近視なら「近くに焦点」が多い

 
近視の人は近くに焦点を合わせたレンズを選ぶことが多いそうです。
理由は「今までと見え方が変わらない方がいいから」。
 
ずっと「近くは裸眼で、遠くはメガネをかけて見る」という生活をしているので、その習慣が変わらない方がいいということです。
 
 

コンタクトレンズに慣れている場合は

 
私は強度の近視のため長年、コンタクトレンズにお世話になってきました。
ただし近年は老眼で手元が見えなくなってきたので、職場や家の中では「近くが見えるメガネ」で過ごし、外出するときには「コンタクトレンズ+老眼鏡」と使い分けていました。
 
近くに焦点を合わせたレンズにすると、近くが見えるメガネをかけた状態になる。
遠くに焦点を合わせたレンズにすると、コンタクトレンズを入れた状態になる。
 
まったく同じではなさそうですが、ほぼそんな感じの認識でよさそうです。
 
つまり。
 
近くに合わせると日常的にはメガネがほぼ不要になりますが、外出するときにコンタクトレンズと老眼鏡が必要になります。
新聞を読むときも老眼鏡が必要かもしれません。
 
一方、遠くに合わせると常に老眼鏡が必要になりますが、外出時のコンタクトレンズが不要になります。
 
眼内レンズを入れたのにコンタクトレンズも必要になるのは嫌だな……。
コンタクトレンズを入れた見え方には慣れているので違和感も少ないだろうし。
老眼鏡だけで済む方がラクそう。
 
やっぱりコンタクトレンズのケアは面倒なんですよね。
花粉症の時期には目に入れるのもつらいです……。
 
ということで、遠くに焦点を合わせた単焦点レンズに決めました。
 
私は乱視も強いのですが、この眼内レンズで乱視は矯正できないそうです。
見づらければメガネで矯正するしかありません。
この点は若干気になりますが、手術後の状態次第と割り切ります。
 
 

費用

 
この結果、手術費用は片目4万円ちょっとの金額が示されました(3割負担)。
 
ただし実際の手術中に薬剤など追加で必要になる場合があり、そうなると費用も加算されるそうです。
 
 

術前にすべきこと

 
術前術後の流れについて、紙を渡されて詳細な説明を受けました。
 
まず「手術を決めた日」からはコンタクトレンズを装着不可でした!
特に言われてなかったので、外出時に装着しちゃってました。
今後は使わないようにします。
 
術前検査後に処方箋が出たので、点眼薬を2種類入手。
うち1種類を手術2日前から、1日3回、点眼します。
さらにもう1種類は、手術日にクリニックへ行く1時間前から10分おきに点眼しなければなりません。
これ、けっこう面倒だな……。
 
クリニックまで徒歩15分くらいなので、歩きながら点眼しなくちゃ。
術後の帰宅もちょっと不安です。
「自分で車を運転して来院しないように」とだけ書かれているので、過度に心配する必要はないのでしょうが……。
気をつけて歩かないと、ですね。
 
手術後に入浴などできなくなるので、入浴、洗髪、爪切りは済ませておくというのも重要ポイントです。
 
また、当日クリニックに行く前は洗顔し、顔にはクリームを塗ったりお化粧したりしないように、とのこと。
化粧水くらいはいいけれどクリームはダメだそうです。
 
 

術後にしてはいけないこと

 
術後は禁止事項が多いです。
 

  • 眼帯は翌日の診察まで外さない
  • 当日はシャワーもダメ
  • 翌日の診察後から1週間後の診察までは、首から下の入浴可、顔は蒸しタオルで拭く程度なら可、洗髪は目に水がかからないよう上を向いてすること(美容院に行く人も多いんですよ、と勧められました)
  • 3日後の診察までは飲酒ダメ
  • 仕事再開は3日後の診察の時点で医師と相談
  • 1週間後の診察までは保護メガネ(花粉症用のメガネでOK)を着用

 
というわけで、1週間後まではかなり不便です。
 
私は左目の手術をした後、1週間後に右目の手術をするので、丸2週間はおとなしくしていなくてはなりません。
 
 
以上、日帰り手術とはいえ、けっこう日常生活に影響が出ますね。
仕事がある場合は調整がたいへんそうです。
 
 
私の場合は見えづらさが進行していて、ブログを書くのも億劫になってきているので、早く治してしまいたい。
 
手術後も引き続きレポートする予定です!
 
 
 

白内障手術することになりました

 
このブログ、ずっと母の介護のことを書いてきましたが、今回は私のことです。
 
母は目が悪く、施設に入った今も眼科へは私が付き添っています。
 
meinereise.hatenablog.jp
 
実は私も親譲りで目が悪い。
 
強度の近視、乱視は子供のころから。
飛蚊症も気づいたら始まっていた。たぶん20歳前後から。
老眼も早めで40代前半から。
同じころ「後部硝子体剥離」でさらに見づらくなり。
50代の現在は白内障、そして初期の緑内障。
 
3月18日、眼科医から言われました。
「視力も悪化しているので、白内障は手術をした方が良さそうですね」
 
というわけで来月、片目ずつ2回に分けて手術します。
 
<目次>

 
 

手術は日帰り

 
手術は火曜日。日帰りです。
翌日の水曜日と3日後の金曜日に術後診察。
翌週も同じことを繰り返し。
第3、4週の火曜日も診察。
その後も様子を見ながら診察し、徐々に頻度が減る。
 
……という流れだそうです。
 
さらに手術前にも検査が2回必要とのこと。
今月中に2回行きます。
 
 

単焦点レンズなら保険が効く

 
肝心の手術ですが……
 
www.jscrs.org
 
概ねこのサイト ↑ と同様の説明でした。
 

  1. 白内障で濁った水晶体を摘出
  2. 代わりに眼内レンズを移植

 
眼内レンズにはいろいろあるのですが
 

  • 保険医療の「単焦点眼内レンズ」
  • 先進医療の「多焦点眼内レンズ」(国内承認)

 
の説明を受けました。
 
 

多焦点は先進医療で費用が1ケタ違う

 
保険医療、私は3割負担です。
生命保険の先進医療特約には入っていません。
 
その場合、片目のレンズ代が単焦点なら5万円くらい、多焦点なら50万円くらい。
金額は正直言ってよく覚えていないのでちょっと違うかもしれませんが、単焦点と多焦点で1ケタ違うのは間違いありません。
 
 

老眼鏡だけで済むかも

 
単焦点の場合は
 

  • 近くが見える
  • 遠くが見える

 
のどちらかのレンズを選択します。
 
「遠くが見えるレンズ」を入れれば、近くが見づらいので老眼鏡をかける必要があります。
「近くが見えるレンズ」なら逆。
いずれにしてもメガネが必要になります。
 
多焦点なら近くも遠くも焦点が合うのですが、見づらい所も多少出てくるので、やはりメガネが必要になることもあるとのこと。
 
んー。
だったら単焦点で十分かな。
保険が効くし。
 
多焦点は主に「可能な限りメガネなしで過ごしたい」という人向きのようです。
 
最終決定ではありませんが、私の場合は「遠くが見える単焦点眼内レンズ」を入れて、老眼鏡をかける、というのが良さそうかな、という印象でした。
 
次回の検査の際にじっくり検討します。
 
 

裸眼でも見える生活

 
白内障手術ですが、近視も矯正できるのがうれしい!
 
小学校の健康診断で初めて視力検査した時、すでに0.7だったからなあ。
裸眼で1.2とか見える生活って憧れです。
 
ずーっと、見えないのが当たり前の人生だったので、老眼鏡だけで済むようになるなら、人生変わるなあ。
 
母も白内障手術は過去に受けていますが、視力は矯正されていませんでした。
技術の進歩のおかげなのでしょうか。
 
かなり楽しみです。
 
 
 

特養入所後の眼科受診

8月22日、母を眼科へ連れて行きました。
 
内科系の診察や薬の処方は、施設と提携しているお医者さんにお任せできるのですが、眼科受診は家族が対応しなくてはなりません。
 
施設入所後はこの眼科通院だけが大きな懸案事項だったのですが、実際にはそれほど負担は大きくなく、これなら大丈夫と思えました。
 
 
<目次>

  • 眼科受診は対応外の施設が多い
    • 内科や歯科は訪問医が対応
    • 送迎サービスはあり
  • 介護用車両で送迎
  • 初めての車いす介助
  • 診察結果を報告して終了

 

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